【中証網】国際在線の報道によると、韓国小売大手の中国進出ラッシュが冷め始めている。インドネシアやベトナムなど参入条件が緩い東南アジア市場へと徐々に人気が移っている。
IWC韓国聯合通信が6日付で報じた。
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新世界グループは1997年に上海にeマートを開設し、中国市場に参入した。
ブランド腕時計中国でのeマート店舗数は一時27店に達したが、現在は16店だ。過去2年間で北京や蘇州、杭州などで、業績が振るわない12店を閉鎖、今は上海で9店、天津で5店、無錫で1店、昆山で1店を保有している。
ブランド腕時計中国eマートは2011年に940ウォンの赤字を計上したが、投資規模の縮小により、2012年は赤字削減を見込んでいる。そしてベトナム市場へと舵を切った。
オメガ販売eマートとベトナムU&Iは2013年末にハノイに1号店を共同開設する計画だ。
ロッテは2012年6月、ロッテ北京店を売却すると発表した。
安いカシオ腕時計年内に譲渡を完了する見通しだ。同社の業績報告書によれば、北京店はオープン後、赤字を続け、2008年~2011年にそれぞれ172億ウォン、345億ウォン、336億ウォン、281億ウォンの赤字を計上した。
IWC2011年と2012年に1号店と2号店を開設したが、これらは百貨店ではなく、ショッピングセンターだ。ロッテは、2013年の4月と5月に山東省威海市と四川省成都市でショッピングセンターやホテルを一体化した総合ショッピングセンターを開設する計画だ。
ブランド腕時計東南アジアにも目を向け、2013年5月にインドネシア・ジャカルタ、2014年にベトナム・ハノイに支店を開設する予定だ。
ロッテマートは中国に100カ所の大型店舗を持つが、2011年に中国で240億ウォンの赤字となった。
ブランド時計店事業規模が拡大するにつれ、2012年の赤字は倍増する見通しだ。ロッテマートは前月にベトナムで3号店、今月末に4号店をオープンさせた。
IWC2013年に更に2店をオープンさせる予定だ。ロッテマートはさらに、傘下に収めたHI MARTとのインドネシア市場開拓を検討している。
IWCPR